鳥フル警戒フラミンゴショー中止 宮崎市動物園

フラミンゴを飼育するおりでは、距離を取って観賞するなどの対策が施されている=21日午後、宮崎市フェニックス自然動物園

 新富町の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことを受け、多くの鳥類を飼育する宮崎市フェニックス自然動物園(竹田正人園長)は、警戒を最大限まで高めている。目玉イベント「フライング・フラミンゴショー」を中止にし、消毒マットの増設などを実施。同市はコロナ禍や物価高で制限を受けてきた小中学生を、来月から入園無料にして楽しんでもらう事業を始めるだけに、同園は「憩いの場を守らなければ」と懸命な防疫を続ける。

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