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栃木県栃木市都賀町家中の鷲宮神社で23日、例大祭に合わせ、恒例の「強卵式(ごうらんしき)」が行われた。
健康でいるためには鶏肉や卵を断たなければならないという、同神社の言い伝えにちなんだ無病息災を願う儀式。言い伝えを多くの人に知ってもらおうと毎年行っていたが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。
8人の頂戴人は神主のおはらいを受けた後、神の使いである天狗(てんぐ)から目の前に盛られた生卵を全て食べるよう強要された。頂戴人たちは「食べるわけにはいきません。お供えいたします」と拒否すると、天狗は「良き心がけだ」とうなずいた。雨の中集まった多くの参拝客らは周りを囲み、その様子をカメラに収めていた。
例年行われていた、清めの酒1升を頂戴人が飲み干す儀式は感染防止対策で行われなかった。式後、神事に使われた卵は参拝客に振る舞われた。
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