日本三名瀑(めいばく)の一つに数えられる奥日光の「華厳の滝」で恒例のライトアップが行われ、一帯が幻想的な雰囲気に包まれている。
14日は日没とともに落差97メートルの滝が美しく浮かび上がった。訪れた観光客は、夕闇に吸い込まれるように水が落ちる様子を堪能していた。
ライトアップは、中禅寺湖周辺の観光名所で開催中の「ライトアップ奥日光」の一環。主催する奥日光観光事業振興会の岸野孝昭(きしのたかあき)会長(70)は「この時季しか見られない美しい景色なので、多くの人にご覧いただきたい」と話した。
20日まで。点灯時間は午後4時半~7時。