物価高や電気代高騰の負担軽減へ水道の基本料金を全額免除 福井県坂井市、12月と1月検針分

福井県の坂井市役所

 福井県坂井市は11月22日、12月と来年1月検針分の水道料金の基本料金を全額免除すると発表した。一般家庭で1980円の減免になる。

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 定例会見で池田禎孝市長が明らかにした。対象は公共施設を除く、市内3千事業者と一般家庭の3万3千世帯。市によると、一般家庭で多く使われている口径13ミリの配管の場合は1カ月当たりの基本料金990円、口径20ミリは1210円で、2カ月分を減免する。手続きは不要で、水道料金から基本料金相当額を差し引き請求する。

 新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中、原油価格や物価高騰で市民に経済的な影響が広がっており、会見で池田市長は「物価高や電気代高騰は市民生活に直結しており、負担を少しでも軽減したい」と説明した。

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