鉄道も冬支度 ラッセル車の試運転 JR芸備線

鉄道も冬の準備です。広島・庄原市のJR芸備線で、除雪をするラッセル車の試運転が行われました。

JR西日本が芸備線に配備しているラッセル車です。24日朝は、担当者が雪を線路外に押し出す「ウイング」や、レールの間にある雪をかき分ける「フランジャー」が正常に動くかチェックしました。

また、車体を浮かせてUターンする動作の確認もしていました。

ラッセル車は、15センチほどの積雪が予想される時に除雪をしますが、昨シーズンは7回出動したということです。

JR西日本 新見保線管理室 山本真太郎 室長
「この訓練をはじめとして降雪に対する準備を進めていき、お客さまに安心して乗車いただけるよう、取り組みを進めてまいります」

このあと、ラッセル車は走行訓練に出発しました。

ラッセル車は、来年の春まで東城駅と備後落合駅間25.8キロで冬の鉄道の安全を守ります。

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