身の回りの人の不思議な行動に愛あるツッコミを入れて面白さを見いだすユニークな企画「なんでそんなん大賞」が開かれる。岡山県早島町の生活介護事業所が中心となってつくる実行委が、12月31日までエピソードを募っている。
他者を優しく受け入れる機運の向上につながればと、生活介護事業所「ぬか つくるとこ」(同町早島)が2021年から開き、今回で3回目。他者の理解しがたい言動や出来事を否定せず、ユーモアで包み込むような内容を求めている。写真か動画があれば添える。年齢や居住地などは問わず、誰でも参加できる。
前回の大賞作品は、お気に入りの靴下を限界まで引っ張り上げて履く小学生のエピソードが選ばれた。第1回からの応募作はSNS(交流サイト)で見ることができる。
同事業所の中野厚志代表や大原美術館の柳沢秀行学芸統括ら5人が来年1月22日に審査。大賞受賞者に米1俵(60キロ)を贈る。
応募は特設サイトの投稿フォームから。問い合わせは同事業所(086―482―0002)。