幻想的に夜照らす 長崎駅前に光のツリー 東口駅前広場で復活

色鮮やかに点灯したクリスマスツリーが新長崎駅を照らす=長崎市尾上町

 長崎市尾上町のJR長崎駅前で25日から、高さ11メートルのツリーなどで冬の夜を彩るイルミネーション企画「ナガサキ☆テラス」が始まった。西九州新幹線開業に伴う再開発エリアを幻想的な光で包む。
 大型商業施設アミュプラザ長崎が毎年実施し7回目。かもめ広場が工事中のため昨年はイベントのシンボルだったツリーがなかったが、今年新しく整備された東口駅前広場で復活した。ステンドグラスをモチーフにした「光のベンチ」を周囲に配置。アミュのビル壁面には、発光ダイオード(LED)の帯をツリー状に垂らし、西九州新幹線かもめの車体カラーのように、赤と白に輝く演出も取り入れた。
 点灯式で、いなさ幼稚園と長崎信愛幼稚園の園児計約60人がクリスマスソングを披露。元気な声でカウントダウンし、ツリーが点灯すると拍手と歓声が上がった。
 点灯は午後5時~11時。30分ごとに音楽に合わせて色が変わる演出を観覧できる。来年1月9日まで。


© 株式会社長崎新聞社