創部120周年記念し交流会 作新高硬式野球部とOB会 児童を指導、智弁学園と練習試合も

交流会で作新高の小針監督(中央)から投球フォームの指導を受ける子どもたち=小山運動公園野球場

 作新学院高硬式野球部OB会は26日、創部120周年を記念した学童野球交流会を栃木県小山市の小山運動公園野球場で開いた。小山、下野両市の21チーム約160人を招待し、現役選手らが直接指導。智弁学園高(奈良)との練習試合も行い、子どもたちの目をくぎ付けにした。

 交流会では打つ、投げるといった基本的な技術から、「道具や、あいさつを大切にしよう」など取り組む姿勢などについても指導。参加した城東クラブ(小山)5年の木野内陽向(きのうちひゅうが)君(11)は「選手たちがとても優しかった。もっと野球と向き合いたい」と笑顔で振り返った。

 後半は智弁学園高との練習試合を観戦、全国レベルの戦いに児童の保護者たちも引き込まれた様子だった。試合は作新学院高が8-6で勝利。磯圭太(いそけいた)主将は「野球を楽しむ気持ちを、子どもたちが改めて思い出させてくれた。勝利も届けられて良かった」と話した。

作新高-智弁学園高の練習試合 捕手の草野(右)が智弁学園高の本塁生還を阻止する=小山運動公園野球場
作新高-智弁学園高の練習試合を観戦し、熱狂する子どもたち=小山運動公園野球場
作新高-智弁学園高の練習試合を観戦する子どもたち=小山運動公園野球場
交流会で作新高の選手(手前)にバッティングを教わる子どもたち=小山運動公園野球場

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