ヴェルカ連敗脱出 福島に82-68 西地区2位に

【長崎―福島】第2クオーター9分、ヴェルカのピークがシュートを決めて25点目=島原復興アリーナ

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第9節第1日は26日、島原市の島原復興アリーナなどで6試合が行われ、長崎ヴェルカは福島を82-68で下し、連敗を3で止めた。ヴェルカは通算10勝6敗で西地区の2位に浮上。佐賀が愛媛を92-71で破り、愛媛と入れ替わって首位に立った。
 ヴェルカは7-0とリードした第1クオーター2分から攻守で精彩を欠き、福島に17点連取を許した。ここから追う展開が続いた23-32の第2クオーター9分、新加入のピークが個人技から得点。直後に山本が3点シュートを決めて4点差としたが、再び突き放されて28-35で前半を折り返した。
 第3クオーターは守備でギアを上げたヴェルカがリズムをつかみ、ボンズの速攻などで1点差まで迫った。第4クオーターは53-55の2分に野口の3点シュートで逆転。ピークも10得点で波に乗り、終盤も集中を切らさずに相手のインサイド攻撃をしのぎきった。
 第2日は27日、各地で6試合を実施。ヴェルカは同会場で福島との2戦目に臨む。

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