広島県高野町でリンゴの収穫 今年は甘い!

広島県内最大のリンゴ産地、庄原市内では、果樹園に真っ赤なリンゴがたわわに実り、収穫作業が最盛期を迎えています。

岡山県境に近く、標高が高い広島県庄原市高野町では、高冷地の気候を利用して、80年以上前からリンゴの栽培が行われており、栽培農家は今でも20軒近くあります。

高野町の島津 宏さん方のリンゴ園は1.5ヘクタール広さで20種類のリンゴを栽培しています。

シーズン最後の品種で、数が一番多いフジは、霜がおりて葉が落ち始めるちょっと寒い時期に一段と味が良くなるといわれており、今年は、平年より収穫時期を遅らせました。

今年は、数は平年並み、晴れが多い天候に恵まれて味はとても良いと言うことです。

りんご農園を経営する島津 宏さんは

「大豊作ではないが玉は太ってる。味はかなりのっており、甘いと思う。」

とその出来栄えを話してくれました。

霜がおりるこの地域では、午前11時ごろから日暮れまでしか収穫できないそうで、今月末までに収穫を終わらせるため、休みの日には家族、親類を総動員して収穫作業に追われるということです。

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