OBや部員、節目祝う 作新高硬式野球部120周年式典

壇上で感謝状を受け取る作新高の指導者陣=宇都宮市内

 作新学院高硬式野球部OB会が27日夜、宇都宮市内のホテルで創部120周年記念式典を開いた。同部の卒業生や現役部員約180人が集まり、長い歴史の節目を祝った。

 同部は1902年に創部。62年に甲子園春夏連覇、近年は夏の県大会「10連覇」など輝かしい功績を積み上げてきた。

 式典が始まると、歴代OB会長や行政関係者が壇上で歴史を振り返りながらあいさつ。亀岡偉民(かめおかよしたみ)会長は「120周年は多くの人の支えがあったからこそ」と感謝の言葉を述べ、小針崇宏(こばりたかひろ)監督ら現指導者陣が表彰を受けた。

 その後は各世代ごとに分かれて会食。2016年、甲子園優勝を果たしたメンバーの宇都宮市雀の宮1丁目、会社員篠崎高志(しのざきたかし)さん(24)は「改めて母校の偉大さを知った。現役部員はこの歴史に自信を持って頑張ってほしい」と話した。

壇上で感謝状を受け取る作新高の指導者たち=宇都宮市内

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