川崎フロンターレMF脇坂泰斗が語る!味方として「三笘薫のドリブル」のためにやっていたこと

2022シーズン、明治安田生命J1リーグで2位に終わった川崎フロンターレ。

惜しくも3連覇は逃したが、厳しい状況で迎えたラスト4試合を全勝で締めるなど、様々なアクシデントがあった中で改めて強さも見せた一年だった。

プロ5年目の脇坂泰斗は、今シーズンもチームの中心選手として活躍。2年連続のJリーグベストイレブンを受賞した。

そこでQolyは、今年から「川崎の14番」を継承した27歳のMFに直撃!

インタビュー前編では、ベストイレブン受賞や、背番号14を背負ったこの一年、結果が出なかったリーグとACL、そして日本代表などを中心について聞いた。記事ではその一部を紹介する。

(取材日:2022年11月10日)

――(前略)日本代表についてもうかがえればと思います。同期の守田英正選手がおそらく主力として今回ワールドカップに出場されますが、守田選手を見ていて感じることは?

彼らしいプレーをずっと変わらず、代表でもぶれずにできているというのは本当に凄いなと思います。安定感が高い水準で保たれているというのはすごく尊敬するところです。

大きい舞台のCLやアジア予選でも変わらずプレーできていることは凄いですし、そこはやっぱり勉強になるというか自分にはないところだと感じます。

――2歳下で同じ川崎アカデミー育ちの三笘薫選手が今シーズン、プレミアリーグで持ち味を発揮しています。彼のドリブルをピッチ上で味方として体感されていますが、あのドリブルは実際どんな感じなんですか?

言葉では説明できないです、あのドリブルは(笑)。見ていても一緒に試合に出ていても、見入っちゃうようなドリブルです。

邪魔しないよう、逆に自分たちがサポートに行って敵を連れていかないようにというのは心掛けてやっていました。

――同じく川崎アカデミー出身の田中碧選手も今回のワールドカップで注目される一人です。色々と苦しんでいる姿とかも見てこられたのかなと思いますが、彼への期待というのはいかがですか?

碧のすごいところは、自分が置かれている状況に左右されないところです。プロに入って、厳しい期間だけでなく試合に出てチームを引っ張っている時も変わらずにやり続けています。

自分がやるべきことを冷静に判断して、目の前のところだけではなく自分の目標に向かって逆算してプレーできる選手です。

それは今も変わらずやり続けていることだと思うので。その碧がワールドカップでプレーしているのを見るのはすごく楽しみでもありますし、一緒にプレーできるように自分は自分を磨くだけかなと思います。

動画では他にも、10月に誕生した第一子や、14番をつけることを知ったタイミング、今季印象に残っている「3つの試合」と「2つのゴール」、さらには背番号とともに引き継いだ登里享平プロデュースのゴールパフォーマンス(ズィーヤ)をやってみての感想など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!

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なお、10代の頃の将来を考えた珍しい進路選択や、トップ昇格見送り後の阪南大学進学、来年2023年などについて聞いたインタビュー後編の動画はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。

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