新型コロナのオミクロン株対応ワクチン、受験生に優先枠を新設 福井県の集団接種会場

 福井県は12月3日から、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンの接種促進に向け、県集団接種会場の接種枠を拡大する。中学、高校の3年生ら受験生の優先枠も新たに設ける。

 アオッサ会場(福井市)は毎週土曜日の接種枠を600人から800人に拡大。プラザ萬象会場(敦賀市)は3、10日、各50人増やし両日とも150人を受け付ける。両会場は予約なしでも接種できる。

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 受験生枠はアオッサで金曜日の16、23日に各150人、土曜日の17、24日に各300人。プラザ萬象は3、10日に各50人。それぞれ当日の接種枠の中で優先して予約を受け付ける。

 オミクロン株対応ワクチンの県内接種率は24日時点で17.8%。県対策チームの担当者は「年末年始に向けて接種を考えてほしい。受験生は安心して本番を迎えられるよう備えてほしい」としている。接種予約はサポートセンター=電話0776(20)0798=で受け付けている。

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