暴力団を「利用しない 恐れない 金を出さない」 暴力追放県民大会 広島

暴力追放県民大会が、広島市で開かれ、参加者が暴力団排除活動の強化を確認し合いました。

大会は、30日、暴力追放県民会議の設立35周年を記念して開かれ、およそ400人が参加しました。

はじめに県民会議の会長を務める湯崎知事があいさつに立ち、暴力団への警戒を弱めないよう求めました。

広島県 湯崎英彦 知事
「暴力団は潜在化するとともに活動実態を不透明化させて資金源活動の多様化を図っております」

県警の森元 本部長は、「社会運動団体などを隠れみのにして進出している」などと述べ、暴力団への取り締まり強化の決意を述べました。

続いて、この5年間に暴力追放活動に功績のあった11団体と4人が表彰されました。

大会では、最後に、暴力団を「利用しない、恐れない、金を出さない」などの宣言を読み上げ、暴力追放の誓いを新たにしました。

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