甘さにこだわり 高級ミカンの出荷 広島・呉市 倉橋島

広島・呉市で甘さにこだわって栽培した高級ミカンの出荷が始まりました。

出荷が始まったのは、呉市 倉橋島の特産ミカン「こだわりいしじ」です。

1個100円以上もするという高級ミカンです。もともと、いしじは、毎年、甘い実をつける温州ミカンの一種ですが、その中から特に甘い糖度12度以上のものを「こだわりいしじ」のブランド名で出荷しています。

厳しい基準をクリアした45戸の農家が栽培に携わっています。ふつうのミカンと比べて丸いのが特徴です。

生産者 落海政博さん
「10月・11月の好天気に恵まれて、糖と酸のバランスがいいので非常に食味の良いミカンができました。みなさん、満足してくれると思います」

選果場に運ばれたミカンは、大きさや糖度を検査したあと、生産者の写真を付けて出荷します。

ことしは、およそ25トンの収穫を見込んでいて、あす2日から広島県内のデパートなどで5キロ8000円前後で販売されます。

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