長崎県の松浦佐々道路に19億4000万円配分 森山拡幅には4.3億円

 2日成立した国の2022年度第2次補正予算は、長崎県が整備促進を要望している主要道路などの公共事業も盛り込んだ。
 国直轄事業では、未開通となっている西九州自動車道の松浦佐々道路(19.1キロ)に19億4千万円、高規格道路「島原道路」の一部である諫早-雲仙両市間の国道57号森山拡幅事業(7.6キロ)に4億3千万円を配分した。
 佐世保市の国道205号針尾バイパスは1億7千万円、大村-諫早両市間の国道34号拡幅事業には2千万円を付けた。
 補助事業では「島原道路」の一部である国道251号の瑞穂吾妻バイパスに14億1千万円、長崎市の長崎南環状線に3億5千万円などを配分。このほか県の「橋梁(きょうりょう)長寿命化修繕計画」に17億1千万円を充てた。


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