世界の有名建築物、闇に浮かぶ 日光・東武WSでライトアップ

幻想的な光に包まれた園内の展示物

 栃木県日光市鬼怒川温泉大原の東武ワールドスクウェアで3日、ライトアップイベント「ナイトミュージアム『世界の夜あそび』」が始まる。80万球の発光ダイオード(LED)が園内の展示物を照らし出す。1日には試験点灯が行われ、闇の中で浮かび上がった世界の有名建築物が、より幻想的に冬の夜を映し出した。

 今回は装飾するゾーンを絞った上で、400台以上のカラーライト、スポットライトも使い、より効果的な演出を狙った。試験点灯が始まると、3年前に火災に見舞われたノートルダム大聖堂など25分の1サイズで再現された世界の有名建築物や遺跡が、鮮やかに色彩を放った。

 「光と影がつくる幻想的な雰囲気をぜひ楽しんでほしい」と宣伝販売担当の安西美和(あんざいみわ)さん(42)。来年1月29日まで。ライトアップは週末と祝日(31日と1月1日は除く)午後4時半~7時(24、25日は8時)。(問)東武ワールドスクウェア0288.77.1000。

幻想的な光に包まれた園内の展示物
幻想的な光に包まれた園内の展示物

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