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県内で労働災害により亡くなる人が増えていることを受け、広島労働局長が2日、JR広島駅南口の駅ビル新築工事現場を視察しました。
安全パトロールしたのは、広島労働局の阿部充局長です。JV=共同企業体の担当者の案内で、駅ビルの工事現場を細かく視察しました。県内の労災による死者は、先月20日時点で6人と、去年1年間の3人の2倍を数えます。また、10月末時点での4日以上休業した死傷災害は282人で、このうち墜落・転落による労災事故が23%と、最も多くなっています。阿部局長は、足場が安全に組まれているか、などを重点に、現場を見て回りました。
(広島労働局 阿部充局長)
「広島の玄関口としての工事であること、それから一般の方々も通行している中での工事である。そういう中で、色んな墜落とか、物を落としたり、そういったことについて気を付けている、いい現場だというふうに認識した」JR広島駅の駅ビルは、2025年春に開業予定です。