相撲に興味を 大鳴戸親方が贈り物 10日に総社場所 はばたき園訪問

園児らと記念撮影する大鳴戸親方(後列左から4人目)

 日本相撲協会の冬巡業「大相撲総社場所」(テレビせとうち、山陽新聞社主催)が総社市で開かれるのを前に、大鳴戸親方(元大関出島)が6日、就学前の知的障害児らが通う市立総社はばたき園(同市小寺)を訪れ、園児にクリスマスプレゼントを贈った。

 赤いサンタ帽をかぶった大鳴戸親方らと総社市のPRキャラクター・チュッピーが登場すると、集まった2~6歳の園児約20人は拍手をしたり手を振ったりして歓迎。大鳴戸親方は力士のイラストなどが描かれた大相撲デザインタオルとチュッピーのシールを「メリークリスマス」と声をかけながら代表の園児に手渡した。園児からはお礼の手紙が贈られた。

 大鳴戸親方は「この訪問をきっかけに相撲に興味を持ち、見てくれる子が増えたらうれしい」と話した。

 大相撲総社場所は10日、同市スポーツセンターきびじアリーナ(同市三輪)で開催される。4年ぶり2回目で、全幕内力士と幕下以下の約200人が参加し、公開稽古や取組が行われる。

代表の園児にプレゼントを手渡す大鳴戸親方(左)

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