行政対応に問題なかったか 盛り土の土砂崩れ検証のため第三者委 初会合開催=静岡・浜松市

2022年9月、台風15号の影響で発生した静岡県浜松市天竜区の盛り土による土砂崩れで、浜松市の行政対応について検証する初めての会合が12月6日に開かれました。

初開催となった検証会には、地盤工学や行政学の専門家のほか、弁護士など5人の第三者委員が参加しました。

2022年9月、台風15号の際に発生した浜松市天竜区緑恵台の土砂崩れでは、住宅3棟が巻き込まれ子どもを含む3人がけがをしました。崩れた土砂は、法的手続きを踏まずに盛り土がされた疑いがあることや、過去に市民から盛り土に関する通報や相談があったことなどから、会合は浜松市の行政対応について検証するのが目的です。

6日は、盛り土に関する調査の経過などを、市の担当者が委員に説明しました。この会合は、月1回程度のペースで開催し、次回から本格的な審議に入ります。

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