Xマスイルミ キャンパス幻想的に 美作大・短大部 住民らにも公開

キャンパス内を彩るイルミネーションを楽しむ学生や地域住民ら

 美作大・短期大学部(津山市北園町)で、クリスマスイルミネーションが夜のキャンパスを幻想的に彩っている。25日まで午後4時半~9時に点灯し、地域住民らにも公開している。

 イルミネーションは発光ダイオード(LED)約5万5千個を使用。正面玄関ロータリーに設置した高さ4メートルのメインツリーや、本館外壁にツリーの形につり下げたライトなどでキャンパス内を照らしている。

 7日に点灯式があり、短期大学部幼児教育学科の1、2年生がクリスマスソングやハンドベルの演奏を披露した後、カウントダウンで一斉にライトアップした。学生たちからは歓声が上がり、写真に収めたり、近づいて眺めたりして楽しんでいた。

 新型コロナウイルス禍で2020年はイルミネーションが中止となり、21年は学生だけで点灯したが、今年は3年ぶりに住民と学生が一緒に明かりをともした。家族4人で訪れた鶴山小1年男児(7)は「ツリーがカラフルに光っていてきれい」と喜んでいた。

 イルミネーションは、地域交流などを目的に同学科の学生が中心となって05年から行っている。

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