国宝の金堂がある広島市の不動院で、地元の小学生が参加して年末恒例のすす払いが行われました。
不動院のすす払いは広島東ロータリークラブが毎年この時期に実施しています。
地元の小学生などおよそ110人が参加し軒下のほこりを竹で払ったり、壁や柱などをぞうきんで拭いたりして汚れを落としていきました。
不動院には広島市で唯一となる国宝の金堂のほか仏像など貴重な文化財が多く残されています。
すす払いは今年で21回目となりますが、コロナ禍でおととしは中止、去年とことしは参加人数を半分程度に減らして実施されました。
参加した姉妹「楽しいです。おそうじすることが楽しい」
不動院・麻生弘融副住職「自分の心も掃除してもらう形で清らかな心になってほしい」
不動院はこれから新年を迎える準備に入るということです。