小6女児同級生殺害の記録 佐世保市は「永年保存」

 2004年に発生した小6女児同級生殺害事件の記録について、西本眞也教育長は12日、「重要度が高いと判断し永年保存文書にしている」と明らかにした。
 永田秀人議員(市民クラブ)への答弁。長崎県佐世保市では、同年6月、同市立大久保小で小学6年の女児=当時(12)=が同級生の女児=当時(11)=に殺害される事件が発生。事件の記録について、長崎家裁佐世保支部が廃棄していたことが判明している。
 市教委によると取り扱う文書については、市の文書規程と文書事務の手引きを準用。同事件については、経緯などに関する記録を永年保存とし、保管しているという。


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