高校スポーツ 冬の全国大会激励壮行会 チーム大分一丸となって力を出し切る 【大分県】

冬の高校スポーツ全国大会に出場する選手らを激励する壮行会が12日、大分県庁であった。壮行会には県代表として出場する男女12校と個人5人が出席した。

式では県高校体育連盟の加藤寛章会長、岡本天津男県教育長が「皆さんの心の中にある大分の力を信じて、練習の成果を存分に発揮してほしい」と激励を送り、広瀬勝貞知事が「サッカーワールドカップの日本代表が新しい景色を見せてくれた。次は皆さんの番です。年末年始の活躍を期待している」と祝辞を述べた。これを受けて駅伝男子・大分東明の荒尾波瑠主将(3年)が「チーム大分一丸となって、力を信じて精いっぱい頑張りたい」と決意表明した。

選手を代表して決意表明した荒尾波瑠主将

壮行会が終わり、気持ちを新たにした選手たち。ホッケー女子・玖珠美山の宿利美咲(3年)は「インターハイメンバーだった3年生の2人が抜けてギリギリの人数となったが、その分責任感が大きくなった。過去3回の出場で1回戦を突破したことがないので、まずは全国1勝を目指したい」、バレーボール男子・大分工業の相良琉翔(同)は「大分代表としての思いが強くなった。チームの状態はいい。目標のベスト8以上を狙いたい」と語った。

冬の全国大会に出場する県代表は次の通り。

駅伝男子・大分東明(12年連続21回目)、同女子・大分東明(8年連続10回目)

ラグビー・大分東明(2年ぶり3回目)

サッカー男子・大分(3年ぶり12回目)、同女子・柳ケ浦(3年連続7回目)

バスケットボール男子・別府溝部学園(2年連続4回目)、同女子・大分(2年連続2回目)

バレーボール男子・大分工業(2年連続30回目)、同女子・東九州龍谷(23年連続38回目)

ホッケー女子・玖珠美山(4年連続4回目)

弓道男子団体・佐伯鶴城(初出場)、同女子団体・大分東(初出場)、同男子個人・佐伯鶴城、同女子個人・情報科学、国東

スキー男子個人・玖珠美山、大分西

(柚野真也)

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