はたらくくるま 美作に大集合 ショベルや救急車など50台

救急車や消防車など数多くの車両が並んだイベント。奥は高所作業車に乗車体験する家族連れ

 建設、運輸、観光の現場や市民の安全安心のために活躍する車両を紹介する「はたらくくるま大集合」(みまさか商工会青年部主催)が、美作市真加部の広場で開かれ、多くの家族連れらが楽しみながら地域の仕事や業務に関心を深めた。

 ショベルやクレーン、ブルドーザー、トラック、湯郷温泉街のボンネットバス、ごみ収集車、救急車、パトカーなど約50台が集結。子どもたちは運転席に乗り込んでクラクションやサイレンを鳴らし、「ピー、ピー」という音があちこちで響いた。

 高所作業車の乗車体験では高さ10メートルまで延ばし、ゴンドラを回転させた。江見小1年生(7)と江見保育園の妹(5)は「いろんな車が小さく見えて面白かった。高い所で回転したけど、怖くなかったです」と笑顔だった。

 イベントは11月27日、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開催。会場では、県自動車整備振興会美作東支部が来場者を対象に車の点検教室を開いた。

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