小山・間々田中にマスコット誕生 生徒会が企画「有名になって」

ジャガマチュウ君と生徒会のメンバー

 小山市間々田中はこのほど、同校初のマスコットキャラクター「ジャガマチュウ君」をつくり、名前のお披露目会を開いた。

 生徒会が今春、学校のシンボルとなり、地域を盛り上げるキャラクターづくりを企画。「間々田らしさ」をテーマに全校生徒からデザイン案を募った。

 集まった作品の中から、地元の奇祭で国重要無形民俗文化財「間々田のじゃがまいた」にちなんだデザインを採用した。学校運営協議会の協力を得て9月にキャラクターが完成。業者に依頼して着ぐるみも出来上がった。

 祭りに登場する「蛇(じゃ)」をモチーフにした姿で、着ぐるみの大きさは約1.6メートル。頬に同校のイニシャル「M」を施し、かわいらしさを出すため、えんじ色のちょうネクタイを着けている。名前は、祭りの名称と同校の略称「まちゅう」を組み合わせた。

 今後、同校による近隣小学校へのあいさつ運動などに登場する予定。

 生徒会役員の2年手塚心海(てつかみなみ)さん(13)は「間々田といえば、ジャガマチュウ君となるまで有名になってほしい」と話していた。

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