【15日】長崎県内1542人コロナ感染 2人死亡

新型コロナウイルス感染者の入院状況(14日午後7時現在)

 長崎県は15日、県内で新たに1542人の新型コロナウイルス感染者を確認し、療養中だった90歳以上男女の計2人が死亡したと発表した。佐世保市と五島市で各1件のクラスター(感染者集団)が発生した。県全体の確保病床使用率(14日午後7時時点)は33.9%。
 佐世保市の高齢者福祉施設の感染者は計12人(入所者9、職員3)。市によると、12日に3人の陽性が判明した後、相次いだ。施設関係者の検査はすべて終えたという。五島市の高齢者施設は計5人(入所者3、職員2)が感染した。
 新規感染者の年代別内訳は、10代が281人で最多。▽40代278人▽30代190人▽20代185人▽10歳未満184人▽50代178人▽70代以上125人▽60代121人-だった。
 佐世保市の長崎労災病院は15日、ホームページ上で「現在、院内クラスターが発生している」と発表。外来、入院、救急の各診療を制限しているとした。


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