新型コロナ感染拡大中 県が医療非常事態警報を発出 「年末には1万人近くに…」広島

年末年始を前に感染者増加が続くなか、県は2度目の医療非常事態警報を発出しました。

湯崎知事「人との接触機会が今後年末年始で増加をすることが考えられるので、現状のままではさらなる感染拡大の恐れがある」

県の試算によりますとこのままのペースで新型コロナ感染者が増加していくと年末には1万人近くになり、第7波を超える恐れがあるということです。

入院患者は高齢者になるほど高い割合を占めていて、県は病床の数を82床増床するなどして対応する予定ですが、年明けには満床になる恐れがあるということです。

県は年末年始を前に独自の医療非常事態警報を発出して、あらためて感染対策の徹底や重症化リスクの高い人を守る行動などを呼びかけています。

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