未就学の男の子が公園近くの水路に転落して亡くなる 以前も死亡事故 広島

広島県福山市で先月、未就学の男の子が水路に転落し、亡くなっていたことがわかりました。

事故があったのは福山市緑町にある緑町公園近くを流れる水路です。

警察によりますと、先月2日午後2時45分ごろ、保護者から「男の子が見あたらない」と110番通報がありました。午後3時すぎ、付近の住民が水路内で男の子を発見。男の子は市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されたということです。

福山市によりますと、水路は、幅およそ2メートル、水深およそ1.4メートル。どのあたりから転落したかは判明していないということですが、事故を受け市では、この日のうちに、水路沿いの植え込みが隙間になっているところにロープをはりました。また、その後の点検で危険と判断した場所に先月26日にはフェンスを設置したということです。

福山市の公園緑地課は「原因を究明し、このようなことが起こらないよう安全の徹底をして再発防止に努める」としています。

この水路では2006年にも、6歳の男の子が転落する死亡事故が起きています。

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