第48回越前海岸水仙まつり（越前海岸観光協会連合会主催、福井新聞社共催）の幕開けを飾る「越前水仙フェア」が12月17日、福井県越前町血ケ平の越前岬水仙ランドで始まった。あいにくの雨で規模を縮小しての開催となったが、甘く爽やかな水仙の香りに誘われるように多くの家族連れらが訪れた。18日午後3時まで。
会場内「水仙の館」では水仙娘の西穂乃果さん（27）が、かすりの着物姿でお出迎え。先着200人の来場者に無料で越前水仙を手渡した。
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鯖江市の友人を訪ね3年ぶりに同町に来たという大阪府の女性（56）は「水仙の良い香りがマスク越しにも伝わってくる」と笑顔。贈答用の水仙を買い求める人や、水仙で彩った「インスタ映えベンチ」で写真撮影を楽しむ姿もあった。
主催の越前町観光連盟によると今年は水仙の開花が2～3週間早く、いまが見頃という。担当者は「天候に気をつけながら、早めに足を運んでもらえれば」と話していた。
