“色良し、味良し、形良し” クルマエビ出荷、深江も本格化 長崎・南島原

クルマエビを網ですくう従業員=南島原市、深江町漁協養殖場

 長崎県南島原市深江町の深江町漁協の養殖場も、お歳暮や年末年始の食材として人気のクルマエビの出荷が本格化している。20日ごろに最盛期を迎え、来年2月まで続く。
 同漁協は約3万3千平方メートルの養殖場で約95万匹のクルマエビを養殖。今年は天候に恵まれ順調に生育した。今季の出荷見込みは約13トンで、うち半分は12月に集中する。養殖場では、おがくずに活きクルマエビを選別、箱詰めする作業が進んでいる。職員の中村竜綺さん(25)は「色良し、味良し、形良し。口いっぱいに広がるクルマエビの甘さとプリプリとした食感を味わってほしい」と話した。
 価格は300グラム(15匹前後)で3500円から。問い合わせは同漁協(電0957.65.1788)。


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