岡山県警の嘱託警察犬の委嘱式が19日、県警本部で開かれ、11月の審査会で合格した3匹の指導者3人に嘱託書が交付された。来年1月1日から他の嘱託犬31匹とともに行方不明者の捜索や犯人の追跡などに当たる。
檜垣重臣本部長が「行方不明者の捜索協力などに大変感謝している。今後の活躍を期待します」とあいさつ。3人を代表して県警嘱託犬協会副会長の庄司一宏さん(68)=鏡野町=が嘱託書を受け取り「期待に応えられるよう練習に励み、頑張っていきます」と決意表明した。
11月の審査会には18匹が挑み、いずれもラブラドルレトリバー3匹が合格した。県警によると、今年同月末時点の嘱託犬の出動は82件。3件で行方不明者の発見につながったという。