鳥インフルエンザまん延防止対策費用を可決 広島県議会

広島県議会12月定例会は、県内で発生している鳥インフルエンザのまん延防止対策費用を追加した補正予算案などを可決し閉会しました。

広島県・湯崎知事

「まん延防止対策に万全を期すとともに、畜産経営体への支援を行うため,この度,補正予算案を編成したところでございます。」

可決された一般会計の補正予算案は383億2300万円。このうち世羅町で発生している鳥インフルエンザの感染対策や、養鶏場への損失補填などの費用として新たに36億4000万円が追加されました。

また、バスなど公共交通事業者への燃料費の補助や、県内の社会福祉施設に負担が増している光熱費や食材費を支援する費用など物価高対策として、48億600万円が充てられています。

開催まであと5カ月に迫ったG7広島サミットには関連事業費として7億円あまりが盛り込まれました。

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