世界で活躍するパティシエの青木定治さん(54)=愛知県出身=が12月19日、福井県福井市の福井製菓専門学校を訪れ洋菓子作りのデモンストレーションを行った。学生23人が参加し、目の前で繰り広げられるプロの技を目に焼き付けていた。
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青木さんはフランス・パリ在住。パリの他、東京や軽井沢など日本で洋菓子店9店を経営している。世界で活躍できる人になりたいと1989年に単身パリに渡ったきっかけを話し「目標をしっかり持って行動することが大事」と熱く語った。
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パリから持ってきたというチョコレートやヘーゼルナッツを使い、丸太に見立てたケーキの一種「ブッシュドノエル」と香辛料を混ぜたベルギーの焼き菓子「スペキュロス」を作った。
チョコレートを扱うときの温度管理の大切さや、クリームを作る際のホイッパーの回し方のこつなどを実践すると、学生たちはメモを取りながらプロの技術に目を凝らしていた。
2年の女子学生は「プロは全然違う。習った基本をしっかり押さえ、精進したい」と話していた。