中学校教諭が個人情報持ち出し紛失  生徒の名前や成績など USBメモリが匿名で市教委に郵送されてきて… 広島

広島市教育委員会は市内の中学校の教諭が、生徒の名前や成績などの個人情報を私物のUSBメモリに保存し許可なく持ち出していたと発表しました。

発表によりますと、教諭は勤務している中学校と過去、勤務していた中学校4校の生徒の名前や成績などの個人情報を、私物のUSBメモリに保存し許可なく学校外に持ち出したということです。

19日にUSBメモリが匿名で郵送により広島市教委に届けられたことで発覚しました。教諭はUSBメモリをいつ、どこで紛失したか、不明だとしているということです。

市教委では改めて個人情報の取り扱いなど全ての市立学校に通知して、教職員の指導を徹底するとしています。

USBメモリ内の個人情報は次の通りです。

【A中学校】
●2022年度 生徒名、生年月日、住所、保護者名(114人分)、集合写真(1クラス分)
●2021年度 保健体育の成績(52人分)

【B中学校】
●2020年度 生徒名(712人分)、保健体育の成績(479人分)
●2019年度 生徒名(707人分)、保健体育の成績(627人分)

【C中学校】
●2018年度 生徒名(253人分)、保健体育の成績(65人分)

【D中学校】
●2017年度 生徒名、活動の記録(4人分)

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