韓国で性犯罪担当警官が逮捕...犯行認める 警官による盗撮相次ぐ

女子トイレで違法撮影を試みた韓国の現職警察官が現場で逮捕された。韓国各紙が報じた。

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21日、京畿道安養洞警察署は、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用して撮影)の疑いでソウル地域警察署所属A巡査を不拘束立件したと明らかにした。

A巡査は去る11日午後9時ごろ、安養市のある商店街1階にある女子トイレで被害者Bさんの身体を携帯電話で不法撮影しようとした疑いを受けている。

「女性安心トイレ」と表示されたトイレで、男性は隣のトイレから女性に対して違法撮影を試みたようだ。

違和感に気づいた女性が天井を見ると、自分に向けられているカメラを発見し、すぐに外に出て男性を捕まえた。

被害者女性と男性が格闘をするなか、通報を受けて到着した警察が男性を現行犯として逮捕した。

警察の調査の結果、この男性はソウルのある警察署の女性青少年課所属の警察官で、警察に入ってから1年も経っていないという。

当該巡査は友人と一緒に酒を飲んでいた途中のようで、「自分が違法撮影をした」と犯行を認めたと伝えられている。

警察は当該巡査に待機命令を出し、携帯電話を押収して余罪がないか捜査している。

この警察が所属していた女性青少年課は違法撮影捜査を主要任務としている。

当該警察署側は、この警察官が違法撮影捜査に関与したことがあるのかというMBCニュースの質問に、「確認できない」と答えたとMBCは伝えた。

去る7月、忠清北道清州でも、自身が勤務していた地区の共用トイレに違法撮影カメラを設置した疑いで起訴された30代警察官に懲役2年の刑が下されれており、MBCは「警察官たちの違法撮影犯罪が繰り返されている」と伝えている。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されている。

「待機命令って何だよ。拘束しないと。あと顔も公開すべき」
「ほんとに理解できないな・・・」
「男性警察官がまたか…」
「女性青少年課は女性だけで運営した方が良い」
「警察が犯罪をすればより重い罰が必要だ。模範を見せないといけないのに」
「…性犯罪する者が警察官ってまずいだろ…」
「信じられるものがない」

※以上、ネイバーニュースコメント欄参照
※写真:MBC当該報道キャプション

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