土井選手に県スポーツ特別顕賞 岡山県発表、世界体操で銀と銅

土井陵輔選手

 岡山県は26日、第51回世界体操競技選手権大会(10月29日~11月6日、英国)の団体で銀、男子種目別床運動で銅メダルを獲得した土井陵輔選手(20)=日本体育大3年、関西高出身=に県スポーツ特別顕賞を贈ると発表した。

 競技を通じて県民に大きな希望と感動を与え、岡山を全国にアピールしたとして贈る。来年1月4日に県庁で授与式を行う。

 土井選手は日本代表として各チーム5人による団体に臨み、銀メダルと2024年パリ五輪の出場権を獲得した。種目別の床運動では決勝で終盤のひねり技が乱れたものの、持ち味の足先までそろった美しい演技で銅メダルに輝いた。

 県スポーツ特別顕賞は07年に創設。受賞者は土井選手を含めて35人(延べ52人)、体操では3人目となった。

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