夏の風物詩「みなと夢 花火大会」が来年も中止が決定 JR広島駅の工事で観客の誘導など困難と判断

広島市の夏の風物詩、「みなと夢 花火大会」が来年・2023年も中止されることになりました。新型コロナの感染拡大の影響で中止となった2020年以来、4年連続の中止となります。

「広島みなと夢 花火大会」は毎年7月末に広島市南区の宇品地区で開催されていました。

大会主催者の広島祭委員会によりますと、観覧者のアクセスの起点となるJR広島駅の南口広場が工事中で、JR広島駅からバスなどによる会場への観客の誘導や滞留スペースの確保などが難しく、輸送を円滑かつ安全に行うことができないとして、例年通りの形で開催することは困難であると判断。やむを得ず中止を決定したということです。

「広島みなと夢花火大会」の中止は、これで4年連続となります。広島祭委員会では、この大会に代わるイベントの開催を検討するとしています。

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