【新型コロナ】川崎で2人死亡、1891人感染 新たなクラスター2件

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は27日、90代の男女2人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女1891人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市によると、死亡した宮前区の90代男性は、別の疾患で入院中に陽性が判明。23日に死亡が確認された。また、多摩区の90代女性は16日に市内の病院で陽性と分かり、別の病院に入院したが、23日に亡くなった。2人とも基礎疾患があり、ワクチンの接種歴は不明という。

 感染者の年代別の内訳は、20代が290人で最多。30代が287人、40代が269人、50代が255人、10歳未満が230人、10歳が192人、60代が153人、70代が114人、80代が66人、90歳以上が35人。

 多摩区の高齢者向け施設で51人、中原区の特別養護老人ホームで7人の感染が判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

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