史跡訪ね歩き 体力増進図る 長崎県警察学校 初任科生30人

史跡の場所やコースを確認する初任科生(県警提供)

 長崎県警察学校の史跡探訪研修が26日あり、初任科生ら約30人が長崎市田中町の県警機動隊施設から大村市大里町の大村署鈴田駐在所までの約24キロを歩いた。
 研修は、長崎街道の史跡を巡りながら体力の維持、増進を図ろうと2020年から実施。
 参加した初任科生と教官は3班に分かれ、それぞれ地図を見てコースを確認。幕末の志士、坂本龍馬が水を飲んだという諫早市久山町の「久山茶屋跡の井戸」など約10カ所を巡った。
 宮﨑希海巡査(19)は「歩きながら史跡を見ることで歴史の深さをみんなで共有することができた。有意義な時間だった」と話した。

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