結婚、子育ての実情知って 『ライフデザイン座談会』 長崎県が初めて開催

大学生と子育て世代が参加したライフデザイン座談会=県庁

 大学生と子育て世代が結婚や子どもについて語り合うライフデザイン座談会が17日、長崎市尾上町の県庁であった。
 少子化と人口減少に歯止めをかけるため、結婚や子育ての実情を若い世代に知ってもらいたいと、県が初めて開催。大学生や高専生の男女4人と30~40代の共働き夫婦2組が参加した。
 結婚や子育てのイメージについて、長崎大3年の宮本江里菜さん(21)は「結婚は相手と運命共同体になること。子育てをするためには、自分がまず自立して誰かを支えることができる存在にならなければ」と語った。
 佐世保市で2児を育てる鬼束俊介さん(39)、緑さん(41)夫妻は「自分ひとりの時間を持つのは難しくなるが、子どもの成長を見守ることができるのが喜び」と日々の充実感を紹介した。
 座談会の詳細は、長崎新聞社が発行する就活と進学の情報紙「NR」2月号で紹介する。


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