帰省ラッシュ本格化でJR福井駅に続々…ピークは12月30日 特急自由席の乗車率150%の列車も

年末の帰省ラッシュを迎えたJR福井駅=12月29日、福井県福井市内

 年末年始を故郷で過ごす人たちの帰省ラッシュが12月29日、本格的に始まった。新型コロナウイルス下の中、JR福井駅(福井県福井市)の改札付近には出迎えの家族らが集まり、久しぶりに再会した孫と抱き合う姿などが見られた。JR西日本金沢支社によると、福井をはじめ北陸への帰省は30日にピークを迎える。Uターンのピークは1月3日。

⇒東名や名神、高速道路の渋滞状況は?

 福井市出身の男性(42)は2年ぶりの帰省となり、長女(5)は「おばあちゃんとチーズケーキを作りたい」とにっこり。出迎えた祖母(74)は「雪だるま作れたらいいね」と話しかけながら、仲良く手をつないで駅を後にした。

 金沢支社によると午後4時現在、特急の自由席乗車率は、大阪発金沢着のサンダーバード87号、名古屋発金沢着のしらさぎ7号(ともに午前11時台発)が150%となるなど、同支社管内に到着する北陸新幹線を含め28本が100%を超えた。

⇒油汚れや水垢、ぬめり…プロに聞く大掃除のコツ

© 株式会社福井新聞社