長崎市丸山町の梅園天満宮は元日から、初詣客向けに、参拝証明書となる特別御朱印を限定100枚で頒布する。地元版画家の小﨑侃（かん）さんが新年の干支（えと）、卯（う）などを手書きした。
はがき2枚ほどの大きさの和紙に「奉拝 梅園天満宮 癸（みずのと）卯 三春（さんしゅん）」と墨書きした。挿絵のウサギはかわいく跳ねたり、裃（かみしも）を着て正座したりとさまざま。癸卯は十二支と十干（じっかん）を組み合わせた60種類の干支の一つ。三春は1～3月を表す。
正月の頒布は今回で4回目。これまでの収益を活用し、今年は社殿などの防腐防水処理が完了。境内の名物ウメの植え替えにも充てた。
1枚3千円。図柄は選べない。元日は社殿を開放し、梅酒の接待がある。問い合わせは料亭青柳（電095.823.2281）。
