大晦日から2023年にかけての年越しは、穏やかな天気の所が多くなりそうだ。太平洋側は広く晴れて、日本海側も大雪や大荒れにはならない見込み。
ただ、2日(月)以降は寒波がやってくるため、日本海側では再び大雪のおそれがある。
2022年の締めくくりは穏やか
31日(土・大晦日)も太平洋側では広い範囲で冬晴れが続きそうだ。
日本海側は北陸周辺では雨や雪が降るが、北日本では小康状態となる見込み。雪は降っても局地的で、札幌など晴れ間のでる所もありそうだ。
気温は朝、日中ともに平年並みの所が多い見通し。
2023年元日 太平洋側は初日の出の期待大
2023年の元日も太平洋側では朝から広く晴れて、初日の出をきれいに見られる所が多くなりそうだ。
日本海側は山陰など西日本では晴れ間がありそうだが、北陸から北日本にかけては雪や雨が降る見込み。
また、夜からは北日本を中心に冬型の気圧配置が強まるため、雪や風が強まり、ふぶきになる所もありそうだ。
年明け2日から新春寒波
2日(月)は強い寒気が流れ込み、北陸以北の日本海側では雪や風が強まりそうだ。山陰など西日本の日本海側でも雪や冷たい雨の降る所がある見込み。
3日(火)にかけても北日本を中心に冬型の気圧配置が続くため、北陸以北の日本海側では雪やふぶきが続き、積雪が急増するような所もありそうだ。
交通障害が発生するなどUターンラッシュに影響を及ぼすおそれがあるため、最新の気象情報や交通情報に注意が必要となる。
また、晴れる所でも厳しい寒さが続くため、初詣や初売りにはしっかり着込んで出かけたい。
(気象予報士・多胡安那)