国見2回戦 プレミア参入を決めた格上・尚志(福島)へ挑戦

2回戦に向けて調整する国見の選手たち=東京都、東農大

 第101回全国高校サッカーは31日、首都圏8会場で2回戦16試合が行われる。長崎県代表の国見は午後2時10分から横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で福島県代表の尚志と対戦。来季のプレミアリーグ参入を決めた格上への挑戦となるが、主将のDF村田は「まずは個々が負けないように戦う。自信はある」と勝機を見いだしている。
 国見は1回戦、鮮やかな連係から先制ゴールを奪った。初戦特有の硬さがあり、うまくゲームコントロールできずに1-1で80分を終えたが、PK戦でGK今村が2本をセーブして2回戦進出を決めた。対する尚志は初戦を3発快勝。前回大会の課題だった得点力不足を払拭(ふっしょく)して勢いに乗る。
 国見の選手たちは30日、都内で戦術練習を中心に約2時間、みっちりトレーニングを実施。木藤監督は「特長が似ている同士の試合だと思っている。自分たちの良さも出していく」と好勝負を約束した。


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