年始に読書を 「本の福袋」配布 岡山県立図書館で4日から

県立図書館で4日に配る「福袋」

 岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)は今年の開館初日となる4日、貸し出し用の本を詰め合わせた「福袋」100袋を来館者に配る。新しい年の始まりに読書に親しんでもらおうという県内の公共図書館30館による共同企画。

 人文科学、社会科学、自然科学、児童資料などから司書が3冊ずつ選ぶ。当日の開館時間に合わせ、正午から館内6カ所で配る。通常通り貸し出し手続きを行い、2週間以内に返却する。1人1袋で先着順。

 新年の福袋企画は2021年から3年連続で、例年3~4時間程度で配り終えるという。

 企画には岡山、倉敷など17市町村の図書館も参加し、各館で16~150袋を用意。対象の図書館や日程は県立図書館のホームページなどから確認できる。同館は「県内全域で読書の輪が広がれば。意外な本と出合える可能性もあり、多くの人に手に取ってほしい」としている。

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