幸せな新年を祈って 初詣客で宇都宮二荒山神社にぎわう

朝日が差す中、それぞれの願いを胸に初詣する人たち=2日午前8時45分、宇都宮二荒山神社

 晴天に恵まれた2日、栃木県内の社寺や百貨店などは、初詣や福袋を求める人たちでにぎわった。

 宇都宮市中心部の宇都宮二荒山神社にはマスクを着用した多くの人が参拝に訪れ、新型コロナウイルスの収束や家内安全などを祈願した。

 コロナ対策として昨年に続き、立ち位置を示す白線を引いて参拝者同士の間隔を保った。ツイッターでも混雑状況を発信し、密を避けて参拝するよう呼びかけた。境内(けいだい)には、おみくじや縁起物を求める人の列ができていた。

 参拝者は、元日は約5万人。2日は午後5時時点で昨年よりやや多い約6万人だったが、コロナ禍前に比べると半数ほどだという。

 家族5人で訪れた那須烏山市、会社員小池幸光(こいけゆきみつ)さん(59)は「コロナ禍が続くので家内安全と健康を祈りました」と話していた。

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