受験シーズン到来、福井県の高校入試日程は2月がヤマ場 大学入学共通テストは1月14、15日

 2023年が明け、本格的な受験シーズンが始まる。福井県の県立高一般入試は2022年に続き日程が約2週間前倒しされ、2月15、16日に実施する。私立高6校の一般入試は2月1、2日にあり、高校受験は今年も2月がヤマ場となる。大学入学共通テストは1月14、15日。

 県立高の入試日程前倒しは、新型コロナウイルスに感染するなどした生徒の進路決定が追試験などで年度末ぎりぎりにずれ込むのを防ぐ措置。一般入試の出願(ウェブ形式のみ)は1月23~27日で、私立高の一般入試日より前となる。推薦、特色選抜、外国人生徒等特別選抜、連携型中高一貫校(金津、丹生、美方)は1月10~12日に願書を受け付け、選考は同17日にある。

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 私立高6校の出願(ウェブ形式のみ)は、推薦とスポーツ・文化選抜が1月6~10日、一般入試は20~24日に受け付ける。

 新型コロナに感染するなどして一般入試を受験できなかった場合、県立高ではインフルエンザなどで休んだ受験生と同様に10日後の追検査で対応。追検査も受けられなければ特別検査を行う。私立高では福井工大福井が追試の日程を設定し、他の5校は調査書などで対応する。

 大学入学共通テストは、県内3大学5会場で計3343人(前年度比60人増)が志願している。追試験は1月28、29日にあり、県内では福井市の福井大学文京キャンパスが会場となる。

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