岡山県は4日、昨年10~11月に英国で開かれた第51回世界体操競技選手権大会の団体で銀、種目別床運動で銅メダルに輝いた土井陵輔選手(20)=日体大3年、関西高出身=に県スポーツ特別顕賞を贈った。
県庁で授与式があり、伊原木隆太知事が「県民として誇らしい。今後もプレッシャーのかかる舞台が続くと思うが、活躍してほしい」とたたえ、表彰状とブロンズ像を手渡した。土井選手は「今まで岡山で多くの人に支えられてきた。2024年パリ五輪で金メダルを取れるように頑張りたい」と述べた。
土井選手は各チーム5人による団体で日本代表として銀メダル獲得に貢献。種目別の床運動では持ち味の足先までそろった演技で銅メダルに輝いた。
同賞は07年に創設され、受賞者は土井選手を含めて35人(延べ52人)、体操では3人目となった。