電車運転体験 テーマパークの “夢” 広島電鉄 椋田昌夫 社長

広島電鉄の椋田昌夫 社長は、「自らの夢」と前置きしたうえで、電車の運転体験などができるテーマパークを作るアイデアを語りました。

広島電鉄 椋田昌夫 社長
「県の埋め立てに合わせて広島の街に役立てる計画の1つとして、われわれが持っている千田町・平野町(の車庫)と新しい車庫用地の確保ができれば、具体的に進めるが、今はまだ、わたしの夢物語です」

椋田社長は、県が進めている広島市南区出島の埋め立て地に、中区東千田町にある路面電車の車庫の一部を移し、その車庫に電車の運転体験もできるテーマパークも作りたいと、自身の夢を語りました。

椋田昌夫 社長
「手始めに己斐に『コイ プレイス』を作ったが、そうすると地元の人にものすごく利用していただけた」

「こういった場所があれば利用していただけるんだなと手ごたえを感じたので、そういうものにチャレンジしたいという気持ちがますます強くなった」

テーマパークは、災害に備えた構想がきっかけで思いついたそうです。

広島電鉄 椋田昌夫 社長
「もし、埋め立て地に車庫があったとすれば、万が一、南海トラフの地震があったときに津波が3メートルといわれているので、最低限6メートルくらいの車庫を作りたいんです。そうすると、下が空くんですよ。だから、もったいないなということで、わたしの夢物語が始まったんです」

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